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オスグッドの原因と解消法を詳しく解説!症状チェックとセルフマッサージをご紹介

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  • 日付2020.10.31
  • 更新2023.05.01

お子さんから「運動すると膝が痛い」「膝の骨が出っ張ってきた」と言われて悩んでいる親御さんはいませんか?
実はその症状、「オスグッド病」である可能性が高いです。
オスグッドは小学生~中学生の成長期にあたる子供が多くかかると言われています。
成長期の膝の痛みといえば「単なる成長痛でしょ」と思うかもしれませんが、オスグッドは放っておくと進行していきます。
我慢してスポーツを続けていると後遺症が残るケースもあるので、「オスグッドかな?」と思ったら早急に対応しましょう!
今回はオスグッドの症状や原因、対処法などをご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください!

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オスグッドの症状をチェック!


オスグッドになると以下のような症状に悩むことが多くなります。

  • 膝下が腫れる
  • ストレッチすると膝が痛む
  • 膝が痛くて自転車がこげない
  • 曲げ伸ばしで膝が痛む
  • しゃがむと膝が痛い
  • 階段を昇り降りすると痛い
  • 走ると膝が痛い
  • 膝のお皿の下骨が突き出てくる
  • 運動をすると痛み、休むと治る

オスグッドは膝のお皿の下にある骨である「脛骨粗面(けいこつそめん)」が飛び出ることによって痛みが生じます。
対して、成長期に起こる「成長痛」は「骨端軟骨(こったんなんこつ)」が成長する際に腱や筋肉が引っ張られて短期間痛みが生じるので、そもそも痛みの時間が異なります。
分かりやすく説明すると、オスグッドはスポーツをしたときに痛みが出るのに対し、成長痛は夜間、それも短期間で痛みがおさまるもの。
お子さんが何日も痛みを訴えるようなら、オスグッドである可能性が高いでしょう。

オスグッドの原因


オスグッドを引き起こすおもな原因はスポーツなどの運動です。
まれに運動をしていない子供がオスグッドになることもありますが、基本的には膝に負担のかかるスポーツがオスグッドを引き起こすと言われています。

特にサッカーやバスケットボール、バレーボールなど膝の負担が大きくなるスポーツをしているとオスグッドになりやすいといえます。
以下で、オスグッドの原因、男女差について解説していきます。

身長が伸びる際に起こる

成長期に成長ホルモンが分泌されると骨に指令が伝達され、子供のやわらかい骨は成長し、硬い骨へと変化していきます。
ただし、骨の成長に筋肉などの成長が追いつけないと、体がアンバランスな状態になり、不安定な骨や筋肉に大きな負荷がかかることで、オスグッドになってしまいます。
また、太ももの前側にある筋肉である大腿四頭筋(だいたいしとうきん)を使いすぎたり、柔軟性が低下すると骨に負担がかかりやすくなります。
つまり成長期の不安定な筋肉や骨に過度な負担をかけ過ぎると、オスグッドになるといえます。

女子もなるの?

オスグッドは男女ともにかかりますが、女子がかかる割合は比較的少ないといわれています。
しかしオスグッドにかかった場合、男子よりも女子の方が回復するのに時間がかかるという見方もあります。
男女ともに体の硬いお子さんはオスグッドになりやすいといわれているので、スポーツ量に関わらずストレッチなど柔軟性を高める習慣をつけておくといいでしょう。

効果的な湿布の使い方


「膝が熱を持っている」「膝下が腫れている」というときは、冷湿布を貼ると炎症の緩和ができます。
温湿布は温めて血流を良くする効果がありますが、痛みがあるときは逆効果なので使用しないでください。
炎症がおさまってきたら膝にかかる負担を軽減するため、テーピングやサポーターを使用するのも有効です。

治療法・手術治療の必要性は?


オスグッドを改善するには、基本的に極力膝を使わないようにすることが大切です。
また、初期段階では完全にスポーツを休まなくても、「軽い運動にする」「安静にする時間を確保する」という対策で症状が改善されることもあります。
膝に負担がかからないように、脚の筋肉を増やしたり体の柔軟性を高めたりするのもおすすめですが、痛みを我慢して運動を続けるのだけはやめましょう。
悪化すると、最悪の場合、遊離骨片の摘出手術が必要になるケースもあります。
「悪化はしないけれど改善もしない」という場合は、オスグッドの治療に特化した「オスグッドバンド」も存在します。
痛みの状態に応じて臨機応変に対応していきましょう。

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セルフストレッチを行う前に、まずはプロに相談してみてはいかがでしょうか?
正しいストレッチ法を身につけると、自宅でのストレッチもより効果的になります。
また炎症を和らげる方法や痛みを緩和するケアなど、対処法もレクチャーしてくれるので正しい知識でオスグッドに対応できますよ!

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まとめ

成長痛と混同されやすいオスグッドは、放っておくとどんどん悪化します。
動作に膝の痛みが伴う場合は、運動量を減らし、柔軟性を高めるストレッチなどを習慣的に行うようにしましょう。
また、炎症が起きている場合は病院や整骨院などに相談するのがおすすめです。
正しい対処法と予防法で、お子さんの大切な成長期をフォローしていきましょう!